学術研究ACADEMIC RESERACH

論文

月経周期におけるプラネタリウム閲覧時のリラクゼーション効果

コニカミノルタ株式会社/首都大学東京大学院/WINフロンティア株式会社/芝浦工業大学:第27回日本人間工学会システム大会

月経周期に応じたストレスケア方法として,プラネタリウム鑑賞によるリラクゼーション効果を検証するために,働く女性を対象にした実験結果から得られた定量評価指標を分析した.月経前の時期の群では,体表温度の上昇傾向,交感神経活性度(LF/HF)が低い傾向から,プラネタリウムプログラム鑑賞開始直後から早いタイミングでリラクゼーション効果を得られている可能性が示唆された.一方,月経前,月経中以外の時期の群では,プログラム構成の場面における交感神経活性度(LF/HF)のばらつきが大きいことから,この時期に得られるリラクゼーション効果は,人によって異なる可能性が考えられた.

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