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COCOLOLOの研究成果が、査読付き国際論文誌に掲載されました。

当社のCOCOLOLOアプリで測定した1,000万件以上のビッグデータによる、日常生活時の心拍数に関する研究成果が、国際論文誌 Global Journal of Health Science(査読付き)に採択されました。

これまでの先行研究では、身体的要因などから男性に比べて女性の方が安静時心拍数が高いと言われています。ただし、病院などで安静状態で測定しているものであり、日常生活の外的要因(天気、行動、ストレッサー等)の影響が反映されているとは言い難いと言えます。

そこで本研究では、COCOLOLOを活用して、日常生活の外的要因が加味された心拍数に基づき分析しました。その結果、10代~20代は女性の方が心拍数が高い一方、30代以降では男性の方が心拍数が高い傾向がみられました。

一般的に、哺乳類は心拍数が低いほど寿命が長いと言われており、本研究結果より、女性の方が男性よりも長寿である理由を、日常生活時の心拍数の観点から説明できる可能性が示唆されました。

他にも、心拍数の曜日変動では、日曜日から月曜日にかけて心拍数の上昇が顕著であり、月曜日に脳卒中や心筋梗塞の発生数が多いことと関連性がある可能性が示唆されました。

また、心拍数とBMI、日内変動、季節変動との関係では、先行研究での心電図や医療用センサーで測定された研究結果と同様な傾向がみられ、測定データの妥当性が示されました。

論文の詳細は、以下をご覧下さい。

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